晶子とシャネル

山田登世子

2006年1月31日

勁草書房

2,420円(税込)

人文・思想・社会

“私”一個の表現を生き抜いた魂の姉妹。男に依存することなく働き続け、しかもそれでいて恋する女であり続けた二人の女は、21世紀を生きるわたしたちに、絶えることなくその血を伝えている。わたしたちは、今もどこかでシャネルの娘であり、晶子の娘たちなのだ。/晶子とシャネル。その二人の視えざるコレスポンダンスのありさまを、本書では、日仏の近代史の流れのなかに追った。

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