英米演劇入門

英語・英米文学入門シリーズ

喜志 哲雄

2003年9月20日

研究社

2,970円(税込)

エンタメ・ゲーム

英米の演劇から、主要な24作品を時代順に取り上げ、それぞれの内容および技巧に注目して解説する入門書です。読むものであると同時に、上演されるものとしての戯曲のあり方を重視し、演劇に対する理解を深めます。 取り上げる作品ーー『エヴリマン』『スペインの悲劇』『ハムレット』『すべて愛のために』『真面目が大事』『私生活』『欲望という名の電車』『セールスマンの死』『ゴドーを待ちながら』『マイ・フェア・レイディ』ほか <目次> 序章 演劇と戯曲 1 『エヴリマン』(作者不明)と劇の教訓性 2 『スペインの悲劇』(キッド)と劇中劇 3 『ハムレット』(シェイクスピア)の劇中劇と復讐劇の変容 4 『十二夜』(シェイクスピア)と変装 5 『リチャード3世』(シェイクスピア)と歴史の視点 6 『ヴォルポーネ』(ジョンソン)と欺瞞の喜劇 7 『輝けるすりこぎの騎士』(ボーモント)とバーレスク劇 8 『すべて愛のために』(ドライデン)と英雄悲劇 9 『田舎女房』(ウィッチャリー)と風習喜劇 10 『乞食のオペラ』(ゲイ)とバラッド・オペラ 11 『悪口学校』(シェリダン)と感傷喜劇 12 『軍艦ピナフォア号』(ギルバート)とメロドラマ 13 『真面目が大事』(ワイルド)とメロドラマ 14 『人と超人』(ショー)と思想劇 15 『私生活』(カワード)と喜劇の技巧 16 『夜への長い旅路』(オニール)と劇の時間 17 『一生にただ一度』(カウフマンとハート)とパロディ 18 『欲望という名の電車』(ウィリアムズ)と幻想 19 『セールスマンの死』(ミラー)と意識の流れ 20 『ゴドーを待ちながら』(ベケット)と現実認識 21 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』(オールビー)と虚構 22 『昔の日々』(ピンター)と記憶 23 『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(ストッパード)と演劇意識 24 『マイ・フェア・レイディ』(ラーナー)とミュージカル 終章 英米演劇理解を深めるにはどんな方法があるか あとがき 索引

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