奇妙な刺客

祇園社神灯事件簿

澤田ふじ子

2000年4月30日

廣済堂出版

1,760円(税込)

小説・エッセイ

公家の庶子として生まれた植松頼助は、祇園社の神灯目付役として、境内や町の治安に務める日々を送っている。彼は祇園まつりを二日後に控えた日、大雲院の屏風絵「竹林猛虎図」が年ごとに消えつつあるという不思議な噂を耳にした。同院は京都所司代や東西町奉行の山鉾上覧が行われる大切な場所。毎年「竹林猛虎図」を大方丈へ飾るのを習わしとしている。頼助はさっそく大雲院へ向かうが、大方丈へ足を進めた時、仲蔵という蓬髪の奇妙な男に出会う。大雲院に怪しい気配を感じた頼助だが…。剣の達人の神灯目付役が難事件を解決する連作四篇。

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