神楽が伝える古事記の真相
廣済堂新書
高見乾司
2017年3月31日
廣済堂出版
1,100円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
アマテラスやウズメ、海幸彦など、『古事記』でおなじみの神々が登場する神楽。しかし、『古事記』の物語をそのままなぞっているわけではない。日本列島には、大和政権の担い手である渡来民がやってくる以前から、自然と共生して暮らしてきた人々がいた。その先住民の伝承ー縄文にまでさかのぼる古層の記憶や、渡来民との衝突と和解の物語ーが、神楽にはひそやかに織り込まれている。
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