出雲いにしえ殺人事件
長篇旅情ミステリー
広済堂文庫
木谷恭介
1996年2月1日
廣済堂出版
597円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
製薬会社の社長令嬢・橋田久子は出雲伝説に興味を持ち、白血病と闘いながら綿密な研究を重ね、『もう一つの邪馬台国』という著作を手がけていた。しかし、取材に出かけた玉造温泉で何者かに日本刀で惨殺されてしまう。捜査に乗り出した遊撃警部・宮之原昌幸は久子の陰に見え隠れする男の存在とフロッピーに入れられていた原稿の行方を追うが、さらに出雲の郷土史家が毒殺されてしまう。好評宮之原シリーズ。
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