
朝顔ざむらい
広済堂文庫
鎌田樹
2007年8月31日
廣済堂出版
680円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
旗本の次男・堀部桂馬は二十八になるが、いまだ部屋住みの身で、養子の口もない。悶々とした日々を送る桂馬にとっては、朝顔の栽培だけが生き甲斐だった。そんなある日、酒に酔った口論の果て、桂馬は相手の浪人を斬ってしまった。咎人となり獄舎につながれた桂馬は数々のはずかしめを受け、ついには死罪の判決が下された。だが、天は彼を見捨ててはいなかった。老中田沼意次の愛娘・二三江は、思いを寄せる桂馬を窮状から救おうと、無二の友で本草学者の平賀源内と江戸市中を奔走し、裁きを覆す証拠を探し始めたが…。封建の世に生きる青年たちの友情と恋、そして冒険を描いた気鋭の傑作長篇。
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