辻占い源也斎悶え指南

３年前から辻占いを始めた源也斎は、この頃は道具を使わなくも、客の心の悩み、苦しみを看破できるようになってきた。無論必ずということではないが。今日は、女の子の泣き声を感じ、そこからその母親の体の疼きと悩みを感知したのだった。母親は大店の主の妾だったのだが、主の突然の死によって、体の渇きを癒すことがかなわず、娘に辛く当たっていたのだ。いまだに引きずる、死んだ主との絆を断つために、源也斎は自らの性技を駆使して、その性の束縛を解くのだった…。好評「源也斎」シリーズ第４弾。