「ニート」って言うな!
光文社新書
本田由紀 / 内藤朝雄
2006年1月31日
光文社
880円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
「ニート」とは、働かず、就学もせず、求職行動もとっていない若者を指す言葉で、日本では二〇〇四年頃より使われ始め、その急増が国を揺るがす危機のように叫ばれている。様々な機関が「ニート」の「人間性」を叩き直そうと「支援」の手を差し押べており、多額の予算が動いている。このような状況下において、本書では、まず、日本での「ニート問題」の論じられ方に疑問を覚える本田由紀氏が、「ニート」という言葉自体の不適切さを量と質の両面から明らかにする。また、『いじめの社会理論』の著者である内藤朝雄氏は、「ニート」が大衆の憎悪と不安の標的とされていることを挙げ、憎悪のメカニズムと、「教育」的指導の持つ危険な欲望について解説する。さらに、ブログ上で「俗流若者論批判」を精力的に展開し注目を浴びている後藤和智氏が、「ニート」を巡る言説を詳しく検証する。
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mxa
(無題)
ニートについて、言葉の定義から社会憎悪の構造、ニート論を著書で展開してますが、個人的には他人に迷惑がかからない限り自由と思っています。メディアのネガティブキャンペーンに反対する姿勢は賛成なのですが、プチ徴兵制には部分的に賛成です。ニートでも肥満傾向、糖尿病赤信号タイプの人には、例えばですが自衛隊士官をリーダーにした保林活動に税金使った方が、透析費用や生活保護に税金使われるよりましかと思ってしまいました。
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