外資系コンサルの知的生産術

プロだけが知る「99の心得」

光文社新書

山口周

2015年1月15日

光文社

946円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 新書

論理思考やフレームワークを学んでも、仕事がうまくいかないのはなぜ?劇的に成果が上がる、本当に使える「知的生産の技術」=「行動の技術」。

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Readeeユーザー

その術とは、仮説を立てそれ検証するための行動を起こす。そのサイクルを繰り返すこと。

starstarstar 3.0 2023年01月05日

要はすれば、知的生産術とは、仮説を立てそれ検証するための行動を起こす。そのサイクルを繰り返すことだと理解した。 これは術というよりは心得のようなものだと思った。筆者も思考技術を駆使することによるクオリティの向上に懐疑的な意見を示している。筆者は術というよりも心得のような行動規範を説いているように思う。 私自身は、コンサルを相手に仕事をする(発注者)立ち場になることが多いが、発注者にも答えがないなかで発注し、コンサルと一緒にアウトプットを検討していくことが多い。 発注者は情報を多く持っていることが多い反面、不都合な真実に蓋をする傾向があると思う。 逆にコンサルの立場としても発注者の意図を汲んでアウトプットを出すことが多いため、結局つまらないアウトプットになりがち。 面白い知的生産を行うためにはフラットな環境が何より必要だと思う。 筆者があとがきに記載した通り決して読み易い著書ではなかった。 一定程度説得力はあるがどっちつかずの主張も多く、最後はバランスが重要というようなつまらないオチも少なくなかった。

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Tojo Hiroyuki

(無題)

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3.3 2022年02月23日

よい本です。 本のタイトルがいかにもありがちなテクニック系になっているが、仕事だけではない奥の深い、さまざまな場面での対応に良い変化が得られると思う。 各項の最後に差し込まれる著名人の著作からの引用が小憎い。読みたくなる。 少し前の本なのでこういうテクニックを見出しとして、ある程度ビジネスに絞ったのかもしれないが、この著者はさまざまなジャンルの知識が豊富なので、もう一次元高いアプローチの本がもっと面白い。インタビュワーとしての対談も相手の専門的な知恵をアナロジーとして引き出すのがうまく面白い。 ともあれ自分にとっては共感本。安心が得られる。

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Nakayama Yuki

(無題)

starstarstarstar 4.0 2018年03月19日

単なる思考の抽象的な理論に留まらず、実務的なポイントまで言及。JMSノウハウとの親和性も高い。

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