小樽「古代文字」の殺人

長編推理小説

カッパ・ノベルス

吉村達也

1994年10月31日

光文社

880円(税込)

小説・エッセイ / 新書

昭和四十九年二月、猛吹雪の朝、小樽オモタイ海岸に男の水死体が打ち上げられた。しかし、きちんと揃えた彼の靴と遺書は、直線距離で千キロ以上も離れた熱海の自殺の名所・錦ヶ浦の断崖で発見された。そして遺書には「古代文字に殺された」という意味不明の文章が。精神分析医・氷室想介が謎に挑む。

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