
妖魔姫(3(完結編))
長編超伝奇バイオレンス小説
カッパ・ノベルス
菊地秀行
1995年8月25日
光文社
859円(税込)
小説・エッセイ / 新書
族長の血を継ぐ小百合を狙い、陸への侵略を謀る海妖、迎え撃つ山王ら魔人山伏、小百合を護る工藤の三つ巴の魔嵐が外房・気家に吹き荒れる。念法の達人・工藤すら敗北を喫した山王の強力な「念」。海妖と陸魔の和平を願い、山伏と訣別した藤平は、工藤の指示で熊野へ。執拗な敵の罠が藤平を襲う。一方、海妖にも不気味な蠢きが-小百合の血が目覚める。山王は、海妖殲滅の最終兵器として、禁断の超獣・黒猿の封印を解いた。陸と海の決戦すべてを滅ぼす-世界崩壊(ハルマゲドン)伝説は現実と化すのか。窮地に立つ工藤に打つ手はあるのか。壮大なスケールの痛快巨編書下ろし、息を呑むクライマックスでここに完結。
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