連合艦隊大挽歌(後編)

新・太平洋戦記11 長編海戦シミュレーション小説

カッパ・ノベルス

田中光二

1998年1月31日

光文社

859円(税込)

小説・エッセイ / 新書

遂に、というべきか、やはり、というべきか、七十七年の歴史を閲する連合艦隊が消滅する日がやってきた。武蔵ー身に二十本の魚雷を受け、シブヤン海に姿を消した。次いで、栄光の空母と謳われた瑞鶴沈没。最後に、連合艦隊の象徴といわれた大和が、フィリピン海溝の底にゆっくりと沈んでいった。あとはただ静寂。その静かな海原を微風が渡る。その風とともにかすかな歌が流れる。艨艟たちとともに、祖国のため、勇敢に散っていった英霊たちへの挽歌だ。その聖なる挽歌は、半世紀余の後の私たち日本人の耳にも、今もはっきりと聞こえるはずだ。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください