
漂砂の塔
大沢在昌
2020年9月17日
光文社
1,540円(税込)
小説・エッセイ / 新書
島で発見された死体には、両目がなく、かわりに赤い穴があいていた! 濃密なスリルとサスペンスの傑作長編!! 2022年、雪と氷に閉ざされた北方領土の離島オロボ島、和名春勇留(はるゆり)島では、日中露の三カ国の合弁会社がレアアースを採掘していた。島の海岸で無残な日本人技術者の死体が発見される。警視庁組織犯罪対策第二課の石上が、ロシア語と中国語が堪能だというだけの理由で、捜査権なし、武器なしで島に潜入捜査に入る。閉鎖された孤島にたったひとりで、石上はどうやって事件に立ち向かうのか? 生きて島を出られるのか!?
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