
政界東京夫人
長編インサイド・ノベル
光文社文庫
豊田行二
1988年9月1日
光文社
491円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
疾走して来た車が、私設託児所の幼児をはねて、逃走した。重傷だった。車の目撃者はいない。保母・野島美佳が治療費捻出のため愛人バンクへ。そこで地方選出の代議士・野木雷造に会い、夜の東京夫人となる。ところが、「子供をはねたことがある」と野木が洩らした言葉から、惨殺事件へ。著者の本領を発揮する会心作。
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