
越後七浦殺人海岸
長編推理小説
光文社文庫
大谷羊太郎
1993年6月30日
光文社
576円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
吉成行夫には、十二年来の秘密があった。彼が高校三年生の時、彼の同級生で想いを寄せる宮抽亜以子が、廃工場で殺人を犯し、その壁に消えたのを目撃した。卒業後、亜以子は消息を絶った。ところが、同窓会の席上、吉成は、彼女が社長夫人に納まっていたことを知る。未だに彼女を思う吉成は、極秘に彼女を調査すると…。トリックを駆使する本格推理の白眉。
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