素浪人宮本武蔵(1)
長編時代小説
光文社文庫
峰隆一郎
1993年9月30日
光文社
565円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
十三歳の平田弁之助が木刀で武芸者を撲殺した。美作国・宮本村生まれ。実父を知らず、山の和尚の許で山走りと棒打ちを習得したのだ。のち関ヶ原の西軍に参加、仕官の道を狙ったが、惨敗して山賊となる。殺らなければ殺られる。弁之助も殺人鬼と化した。が、虚しい。夢中で女を抱いた。十七歳で武者修行を志し、名も宮本武蔵にー。注目全十巻の第一弾。
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