犯人のいない殺人の夜

傑作推理小説

光文社文庫

東野圭吾

1994年1月31日

光文社

607円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

親友が死んだ。枯れ葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。刑事たちが自殺の可能性を考えていることは俺にもわかった。しかし…。高校を舞台にした好短編「小さな故意の物語」。犯人がいないのに殺人があった。でも犯人はいる…。さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作。人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。

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Readeeユーザー

すぐさま二度読みしてしまった

starstarstarstar 4.0 2022年12月20日

短編集のため印象度やスケール感にはやや乏しく、この頃(1980年代後半)の東野圭吾の精神状態はきっとこんな感じだったのかなと思わせるような暗く重苦しい雰囲気が全編を通して貫かれている。 がしかしそこは東野圭吾、背景を含めた人間描写やトリックはさすがで、しっかり読ませてくれるレベルの高さでやっぱり面白いのだが、本書については兎にも角にも最終話「犯人のいない殺人の夜」に唸るしかなかった。二軸での展開までは想定内ながら、えっ?そういうこと?という結末に驚かされるうえ、短編ということもあり結末を知りただちにもう一度読み返させられることになるのだが、「あな番」のような無理さは一切なく全て辻褄が合っているではないか…恐れ入りました、お見事ですというより他ない。 ★★★★ #読了#小説#推理小説#短編集#東野圭吾

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Haba Masato

(無題)

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3.7 2018年04月05日

殺人事件の短編集ですね(>_<) 刑事物語でドラマとかに出てきそうな物語です、

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