深夜の法廷

傑作推理小説

光文社文庫

土屋隆夫

1996年10月31日

光文社

544円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

夫・秋葉洋平の不倫を目撃した妻・香江は怒りと屈辱を覚え、夫を綿密な完全犯罪計画によって社会から抹殺しようと考えた。この、罪を犯そうとする女性は一見、もろく傷つきやすい風情。しかしその虫も殺さない表情の下には、冷酷なものを秘めていた。

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