盗まれた一族

連作推理小説

光文社文庫

和久峻三

1997年12月20日

光文社

565円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

むっつり刑事こと音川音次郎警部補は住民票を見て驚いた。三十年来、京都に住んでいるのに、一年前に東京から当地へ移ってきたことになっているのだ。一方、京都洛北で絞殺されていた若い女性の住所が判明した。なんと、そこは音川一家が移されていた東京都板橋区の住所と同一だった!(表題作)法律の盲点をつく難事件に、愛すべき警部補が立ち向かう。

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