霧の罠

長編推理小説

光文社文庫

高木彬光

2000年8月20日

光文社

712円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

無言の110番がかかってきた。現場へ急行すると、モリネシア領事館の通訳が殺されていた。その死体の横には、傷を負った男も倒れていて、その男を容疑者として捜査が進められる。が、彼は記憶を失っていた。外交特権もからむ難事件。石橋を叩いても渡らない“グス茂”検事・近松茂道がたどり着いた意外な真実!港町・神戸を舞台にした、本格推理の傑作。

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