鬼子母像

傑作小説集

光文社文庫

泡坂妻夫

2003年2月28日

光文社

586円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

離婚経験のあるタウン誌編集長の奥山美知子は、十五歳下のアルバイト・西木総一と愛人関係にある。ある日、二人は取材で訪れた寺の住職から、子を思う鬼子母神の由来を聞く。事故で母親を亡くしたばかりの総一は、いつしか美知子の中に母の面影を求めるが…(表題作)。恐怖、官能、怪奇…。奇才が誘う妖しき世界。多彩な仕掛けのびっくり箱全十二編。

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