地獄の佳き日

長編伝奇小説

光文社文庫

富樫倫太郎

2003年6月30日

光文社

1,005円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「物の怪の崇りじゃぞ!新院は呪われておるぞ」平安京、鴨河原で老婆が叫んだ。分断され積み上げられ、生首を最上部に載せられた異様な屍の傍らで…。次々現れる怪死体に、都では新院・鳥羽上皇が呪われているとの不穏な噂が流布した。しかし、それは、時の最高権力者・白河法皇が仕組んだ邪神招喚の恐るべき儀式だった!壮大な物語に驚嘆必至!衝撃の伝奇傑作。

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