
キメラの繭
長編推理小説
光文社文庫
高野裕美子
2004年2月29日
光文社
691円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
A型のトリインフルエンザが流行の兆しをみせた2009年冬。都内に棲息するカラスが突如凶暴化し、人間を襲い始めた。ウイルス研究所の助手・立科涼子は、弟の不審なアレルギー死の原因を探るうち、世界最大のバイオ企業の遺伝子組み換え作物とインフルエンザウイルスの変異との関わりを疑うが…。“遺伝子組み換え”がもたらす恐怖を描く推理サスペンス。
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