回想の江戸川乱歩

光文社文庫

小林信彦

2004年8月31日

光文社

565円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

乱歩というと、人はどのようなイメージを持つのだろうか?ぼくの思い出は、時がたってしまったこともあって、ほぼ楽しいものばかりである(「あとがき」より)。晩年の乱歩に、二人して接したイラストレーターの弟との対談。さらに、エッセイ、小説により、いまだ“幻想と怪奇”の側面で語られがちな乱歩の実像を浮き彫りにする。面白く、資料としても貴重な作品集。

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