琥珀枕
光文社文庫
森福都
2006年11月30日
光文社
565円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
昔々、中国は東海郡藍陵県。県令の子息、十二歳の趙昭之は、徐庚先生の下で勉学に勤しんでいた。この先生、実はすっぽんの化身。その故か教育の術も独特、丘に登り市井の人事を観察させ世間を学ばせるというものだった。今日も二人が下界を覗き見ると…。不死の仙薬、人肉食、人面瘡。種々の怪異に、人々の欲が絡み事件は起きる。怪奇幻想ミステリー連作七編。
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