龍臥亭幻想(上)
長編本格推理小説
光文社文庫
島田荘司
2007年10月31日
光文社
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
石岡和己、犬坊里美、そして加納通子ー。雪に閉ざされた龍臥亭に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのように消えた巫女の謎!貝繁村に伝わる「森孝魔王」の伝説との不思議な符合は、何を意味するのか?幻想の「龍臥亭事件」が、いま、その幕を開ける。
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御手洗シリーズにはまって順に読み進め、「龍臥亭事件」を読み終わって、その後に続くタイトルの中に「龍臥亭幻想」を見て「!?」となった。またあの龍臥亭絡みの事件が起きるのか!?と。 今回もまた、壮絶な事件に巻き込まれる石岡和己。一読者として、頑張って!と励まし、時には、もうそんなに頑張らなくてもいいよ…と言いたくもなる。 上下巻に別れているが、量はそれほど多くはないので二冊あっという間に読めてしまう。 御手洗シリーズ好きには、是非とも読んでほしい。
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