抜け荷の宴

浪花の江戸っ子与力事件帳3 長編時代小説

光文社文庫

早見俊

2010年11月30日

光文社

691円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「積荷を検める。船頭は誰だ」大坂西町奉行所与力・伊吹伝四郎は安治川の河口で抜け荷を探索していた。大坂には様々な荷を積んだ船が全国から集まる。その一隻に御禁制の抜け荷があると密告があったのだ。船に隠してあった鉄砲を発見したが、突然爆発した船もろとも証拠の品は燃えてしまう。抜け荷の謎を追う伝四郎は庶民の支持を集める謎の教団に行き当たる。文庫書下ろし長編時代小説。

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