雲仙・島原湯煙地獄

長編推理小説

光文社文庫

梓林太郎

2011年4月12日

光文社

607円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

長野県の燕岳で登山中の夫婦が暴漢に襲われ、夫が殺された。時を同じくして長崎県雲仙市の温泉街で出版社の編集者が殺される。遠く離れた二つの地点で起こった殺人事件を追うため、安曇野署の道原伝吉は長崎へと向かった。そして事件を繋ぐ人物として著名なミステリー作家が浮かび上がる…。複雑に絡む人間模様、それぞれが背負う深い業が胸を打つ傑作ミステリー。

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