嵐の後の破れ傘

激動の江戸を生きた三文人 連作時代小説

光文社文庫

高任和夫

2012年9月30日

光文社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

田沼意次の時代から寛政の改革へと続く江戸中期。大災害や大飢饉などで経済的に疲弊しながらも、江戸文化を彩る花形スターが多数登場した。戯作・狂歌を代表する平秩東作、大田南畝、山東京伝の三文人もまた、この流れから生まれ出た。滑稽と風刺を武器に、反骨者三人は激動の時代をどう生き、どう破れていったのか。企業小説の名手が新たな視点で描く連作小説。

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