盗人奉行お助け組

長編時代小説

光文社文庫

吉田雄亮

2013年1月31日

光文社

628円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「山師旗本」と陰口を叩かれていた早川右京亮が北町奉行に就任した。銭相場で儲けた金をばらまき、その座を掴んだのだ。だが右京亮は、幕閣にはびこる賄賂づけや御政道の乱れに誰よりも怒りを覚えていた。そして遂に、証拠固めのためなら盗みも辞さない盗人一味“お助け組”を結成する。悪を懲らすに手段は選ばぬー。痛快度満点、颯爽登場。文庫書下ろし長編時代小説。

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