伽羅の橋
光文社文庫
叶紙器
2013年2月28日
光文社
1,026円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
介護老人保健施設の職員・四条典座は、転所してきた認知症の老女・安土マサヲの凄惨な過去に驚く。太平洋戦争の末期、マサヲは自分の子ども二人と夫を殺したというのだ。事件の話は施設内で知られ、殺人者は退所させるべきだという議論になる。だが、マサヲが家族を殺したと思えない典座は彼女の無実を確信、“冤罪”を晴らすために奔走するがー。第2回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。
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