憑きものさがし

九十九字ふしぎ屋 商い中

霜島けい

2017年3月9日

光文社

638円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

古道具乙で買った枕が、夜な夜な赤子のように大声で泣き喚く。八幡様の祭りの絵に描かれた人物がいつの間にか増えていたー。「不思議」を売買する九十九字屋には、今日も怪しい品々が持ち込まれて…。るいは、憑きものの正体を求め、気はいいがちょっと迷惑な『ぬりかべ』の父親らとともに奔走する。切なくてほっこりとあたたかい、新感覚時代小説シリーズ第二弾!

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