
KAMINARI
光文社文庫
最東対地
2020年8月6日
光文社
704円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
兄一の勤めるスーパー、デルソルの水産部門に入った新しいアルバイト・野並双太は、愛想がなく、誰とも打ち解けず、常に誰かの目を気にして、怯えているようだった。双太の正体を探ろうとしていた兄一と同僚の麻由美は、ある日、奇妙な男に遭遇する。ごま塩頭を短く刈り上げた五、六十代の、奇妙な抑揚で話すその男は、次第に奇怪な本性をあらわしていった…。
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