陽はまた昇る
夢屋台なみだ通り(三)
光文社文庫
倉阪鬼一郎
2021年9月14日
光文社
682円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
淵上道庵は、なみだ通りの面々も日頃から世話になる名医だ。文政八年、狂言「東海道四谷怪談」が評判を呼んだ夏が過ぎる頃、江戸にはやり病の疱瘡が拡がり始めていた。命にかかわる恐ろしい病で、なみだ通りの屋台にも疱瘡除けの赤いものが飾られることに。道庵は息子とともに人助けに奔走するのだが…。江戸の市井の人々を温かく描く好評シリーズ第三弾!
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