四十九夜のキセキ

光文社文庫

天野頌子

2022年11月9日

光文社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「同じ本だ」。吉祥寺の図書館で働く里帆は、ブックカフェで素敵な声の男性からささやかれる。偶然、二人は同じ翻訳小説を手にしていたのだ。だが親しくなり始めてすぐ、彼がとんでもないことを言いだしたー“僕、もう死んでるんです”。自分は幽霊で、一緒に漫画を描いていた親友に憑依しているというのだが…。不思議で切なくて温かい、期限つきの恋の物語。

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