
もしかして ひょっとして
大崎梢
2020年10月22日
光文社
1,430円(税込)
小説・エッセイ
トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。誤解も悪意も呑み込んで、奇妙な謎を解き明かせ!にぎやかでアイディアに満ちた、6つの短編ミステリ。大崎梢の傑作集!
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固定概念に囚われては、お人好しになれないのかな
主人公たちは誰かのためにお人好しになって手助けしてるのは、素敵でした。 なんでも自分の考えや思い込みが正しいとは限らずに、タイトルにもある通り「もしかしてひょっとして」と考えながら感覚を磨いていきたいと考えさせられる作品でした。 <心に残った文章> ・人はまちがえる生き物だ。でも、まちがいから学ぶことのできる生き物だ。たとえ自分にとって不利益な出来事に直面しても、受け止め方次第で未来は変わる。目をそむけたり、ごまかしたりしているうちに、事態はもっと抜き差しならないことになる。本意ではない道を選ぶ羽目に陥る。失敗を認められる強さ、よりよい対処のできる柔軟性が、いつの時代の何者であっても求められ、そして再構築の機会は、多くの場合まだ残されている。 ・固定概念を排除して、できうるかぎりニュートラルに取り組む。自分の好みに固執せず、でも自分の感覚は常に磨く。歴史学の基本だ。 ・思うだけではダメだ。男の子を倣い、頭を軟らかくしてありとあらゆる可能性をひねり出さなくては。
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