人間の剣(上巻)

森村誠一

1991年9月1日

光文社

1,601円(税込)

小説・エッセイ

“無銘剣”-旅に病んだ無名の老刀工が打った名刀。剣の長さは二尺四寸、元幅一寸、反りは七分。目貫なし、青黒い板目肌、沸出来で刃紋は濤瀾に乱れ交り、鍔の鋳金も鞘の漆も剥げている。そして銘はない。四隻の黒船に、泰平の眠りをさまされた日本。国家の危機的状況が、幕藩体制を大きく揺るがす。折りしも、万延元年3月3日。雪の桜田門-。

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