白雲の彼方へ

異聞・橘耕斎

山上藤吾

2009年2月28日

光文社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

攘夷か開国か。行き先定まらぬ幕末。伊豆の戸田では、沈没したロシア船の代わりが幕府の指示で造られていた。掛川藩士・増田甲才はその実態調査を藩の開国派首領に命じられた。親友の妹への恋心を胸に秘めつつ、彼は戸田へと向かう。戸田には、長州の桂をはじめ志を抱いた若者が集っていた。しかし甲才には取り柄も信念もない。俺には何ができるのか?異郷の地で苦悩する甲才に、やがて藩の権力争いが…。清冽なる青春時代小説。

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