遠乃物語

藤崎慎吾

2012年7月31日

光文社

2,200円(税込)

小説・エッセイ

明治三九年、台湾原住民の査察を終え、郷里の遠野に戻っていた人類学者・伊能嘉矩は、天ヶ森近くの熊野神社で、マラリヤの発作を起こして倒れる。目をさました彼は、介抱してくれた佐々木喜善とともに、「遠乃」という、郷里とは似て非なる町に迷い込んでいることを知る。違いはほとんどない。しかし、ここでは、昔語りも言い伝えも存在しないようなのだー。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstarstar
star
4.5

読みたい

2

未読

2

読書中

0

既読

3

未指定

3

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください