2020年の日本からの警告

そのときわれわれの社会はどうなっているのか?

Kobunsha paperbacks

川又三智彦

2007年12月31日

光文社

1,047円(税込)

小説・エッセイ / ビジネス・経済・就職

国家破産national bankruptcyは、ある日突然にやってくる。それがいつかはわからないが、デッドエンドだけは見えている。前書で示した2017年である。日本の借金は地方の借金を含めるとすでに1000兆円を超えている。少子高齢化は進み、年金も保険もとっくに崩壊している。今は腐ったシステムを、官僚たちが大増税big tax hikesでなんとか生きながらえさせようとしているだけだ。こんな制度を、次世代が引き継ぐわけもないし、そもそも引き継ぐ能力もなくなっている。国家破産から3年後、2020年には、すべてをガラガラポンで出直す時期がやってくるだろう。国家は破産しても、日本がなくなるわけではない。崩壊するのは官僚システムであって、国そのものではない。つまり、国家破産とは、新しい時代への大転換の始まりなのである。であるなら、腐りきったシステムを重税に苦しみながら維持するより、とっとと破産させて、一から出直した方がいいではないか?本書は、次世代に日本の再生rebirth of Japanを託す著者からの強烈なメッセージである。

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