
こども六法の使い方
山崎 聡一郎 / 伊藤ハムスター
2021年9月1日
弘文堂
1,430円(税込)
人文・思想・社会
「いじめは犯罪だからダメ!」と言う前に、子どもと一緒に考えてほしいこと 2019年8月に刊行された『こども六法』。いじめが犯罪行為であることを子どもたちに知ってほしい、という著者の願いは、予想をはるかに超える支持を得ました。 けれど、「いじめは犯罪!だからダメ」と子どもに教えるだけでは、いじめを防止する効果はない、と著者は断言します。いじめをなくすためには、なぜ法律があるのか、法律と道徳はどこが違うのか、刑罰はなんのために科されるのか、といった法律の根底にある精神を理解したうえで、お互いにルールを守り、相手を尊重する気持ちを育てていくことが必要なのです。 本書は、社会問題になっている話題について、ユーモアや皮肉も交えながら法律特有の考え方を紹介し、多様な人たちが共存できる社会のあり方を考えていきます。ぜひ、お子さんと一緒に考え、話し合ってみてください。 法律のセンスを身につけると、ニュースの見方も深まります。 『こども六法』を親子で楽しく読むためにもおすすめです! [こども六法プロジェクトの応援者によるコラムを掲載!] コラム執筆者(五十音順) 池上彰(ジャーナリスト)、尾木直樹(教育評論家)、小森美登里(NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事)、下村健一(令和メディア研究所主宰)、内藤朝雄(社会学者)、信田さよ子(公認心理師、原宿カウンセリングセンター顧問)、真下麻里子(弁護士、NPO法人ストップいじめ!ナビ理事) 第1章 いじめ問題に法教育が「使える」理由 第2章 なぜ道徳だけでは不十分なのか 第3章 なぜ粒あん派はこしあん派を尊重すべきなのか 第4章 義務を果たさない者に権利はないのか 第5章 法律は自由の敵なのか 第6章 なぜ子どもは校則を守らないのか 第7章 『こども六法』はいじめ問題に何ができるのか 第8章 なぜ人のせいにする大人に育つのか 第9章 被害経験者だからこそ気をつけたいこと 第10章 誰もが夢を叫べる世の中に
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azukikaferate
法は罰を与えるためだけにあるのではない
学校の校則きっかけに法を縛るものと誤解してる人が多いと伝えてる。使い方と言うより、歪んだ法の捉え方を治そう!と訴えてた。 法律は、人を守るためにある。
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