ルビッチ・タッチ

ハーマン・G.ワインバーグ / 宮本高晴

2015年4月13日

国書刊行会

4,950円(税込)

エンタメ・ゲーム

ビリー・ワイルダーが師と仰ぎ、フランソワ・トリュフォーがオマージュを捧げ、小津安二郎が影響を受けた、粋で軽妙洒脱な艶笑喜劇の名匠、エルンスト・ルビッチ。『極楽特急』『ニノチカ』『生きるべきか死ぬべきか』など、今なお宝石のごとく輝く数々の傑作をものした天才監督についての緻密な評伝と脚本家インタビュー、当時の批評や関係者の証言で“ルビッチ・タッチ”とは何かを解き明かす古典的名著がついに登場! 日本版特別寄稿:山田宏一「永遠のエルンスト・ルビッチ」 そしてフランソワ・トリュフォーによるエッセイ「ルビッチは映画の君主(プリンス)であった」を特別収録。  *本書刊行時に寄せられた絶賛評 「『ルビッチ・タッチ』を楽しく読み通した。著者はルビッチの機知とユーモアを宝物のように慈しむ“ルビッチ崇拝者”のひとりである。そういう私たちの仲間が何と少なくなったことか」〈チャールズ・チャップリン〉 「映画に関心を持つものにとって必読の書である。じつにおもしろい伝記であるばかりでなく、映画史を論じて深い洞察に満ちている」〈ジョゼフ・フォン・スタンバーグ〉 「この上ない興味を持って『ルビッチ・タッチ』を読み終え、この監督について知らなかったことを数多く教えられた。ルビッチの監督としての一生はあらゆるフィルムメイカーが胸に抱く夢そのものだった。見事な成果に拍手を送りたい」〈ジャン・ルノワール〉

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