探偵小説の黄金時代

マーティン・エドワーズ / 森英俊 / 白須清美

2018年10月25日

国書刊行会

5,060円(税込)

小説・エッセイ

1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリス ティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵 作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。 英国探偵小説黄金時代そのものと言っていい同クラブの 歴史と作家たちの交流、フェアプレイの遵守を誓う入会 儀式の詳細、リレー長篇出版などの活動、興味津々のゴ シップまで、豊富なエピソードによって生き生きと描き出し、 MWA賞(研究・評伝部門)を受賞した話題作。図版多数の 一大人物図鑑。 序   第一部 ありふれていない容疑者 第 1 章 暗闇の儀式 第 2 章 苦い罪 第 3 章 吊るされた女に関する話 第 4 章 サイレント・プールの謎 第 5 章 フェビアンの鼻面にボリシェヴィキの魂 第 6 章 犯罪学の拍車を着ける 第 7 章 自分を苦しめる術   第二部 ゲームの規則 第 8 章 マフィアのお手本 第 9 章 菌類の物語と人生の意味 第10章 妻を始末する方法 第11章 もっとも意外な人物 第12章 世界一の広告   第三部 逃避を求めて 第13章 「人命はなにより軽い」 第14章 戦争の残響 第15章 殺人、服装倒錯、そして空中ブランコでの自殺 第16章 魚袋の中の切断された頭部 第17章 「性的倒錯って聞いたことがあります?」 第18章 混乱を収拾する 第19章 金づまりということ 第20章 フロイトに傾倒するあまり、デモステネスをなおざりに   第四部 警察への挑戦 第21章 ロンドン警視庁との知恵比べ 第22章 シュミーズがボイラーの後ろにあった理由 第23章 トレント本当に最後の事件 第24章 花崗岩の霊廟に埋葬された棺   第五部 殺人の正当化 第25章 〈血と誇り〉の彫られた短剣 第26章 指先で世紀の大事件のへりにふれる 第27章 殺人者の蒐集 第28章 裁判官でも陪審員でもない、自分の良心   第六部 最終ゲーム 第29章 地上最高のゲーム 第30章 有害な生き物の所業 第31章 猥褻と言えるほど露骨 第32章 同業者からの衝撃   第七部 謎を解く 第33章 殺人はいつまでも続く 付録 ディテクション・クラブの規則と規約 訳者あとがき

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