近現代日本の民間精神療法
不可視なエネルギーの諸相
栗田英彦 / 塚田穂高 / 吉永進一
2019年9月13日
国書刊行会
4,400円(税込)
人文・思想・社会
催眠術は明治に輸入されて大正期に霊術・精神療法へと発展し、ヨーガと日本の腹式呼吸法が混じり合い、エネルギー概念が「気」に接合される。これは「呪術の近代化」「催眠術の呪術化」であり、西洋の近代オカルティズム、アメリカのニューソートと並行するグローバルなオカルティズム運動であった。その全体像を多様な視点から横断的に描く、初の本格的論集。
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