シェイクスピアとの対話

狩野良規

2022年3月22日

国書刊行会

2,970円(税込)

人文・思想・社会

シェイクスピア劇の“肝”はここだよね! シェイクスピアの面白さをひたすら自問自答した、詩人との対話集。戯曲論、劇評、映画評などさまざまな切り口で沙翁の本質に迫る、トンガッたプロモーション・ブック。 【目次より】 ◆第1章 イングランド史劇ーー第一・四部作 1 シェイクスピアの見たヘンリー六世 2 女性の視点で捉えた歴史劇ーー『ヘンリー六世』 3 名優たちの『リチャード三世』 4 王朝叙事詩の虚と実 ◆第2章 初期の喜劇と悲劇 1 忘れえぬ舞台ーー『ヴェローナの二紳士』 2 フリンジのシェイクスピアーー『夏の夜の夢』 3 誰が主人公かーー『ヴェニスの商人』 4 パパたちのシェイクスピアとは大違い!--『ロミオ+ジュリエット』 ◆第3章 イングランド史劇ーー第二・四部作 1 沙翁はやっぱり詩だと言えるまでーー『リチャード二世』 2 フォールスタッフの立ち位置ーー『ヘンリー四世』 3 大衆の時代の『ヘンリー五世』 4 BBCシェイクスピア史劇『空ろな王冠』をめぐって ◆第4章 ハッピー・コメディ 1 ロイヤル・シェイクスピア劇場の喜劇ーー『から騒ぎ』 2 お気に召すままーー『お気に召すまま』 3 イギリスの香りが漂う喜劇ーー『十二夜』 ◆第5章 四大悲劇 1 ハムレットの悩み 2 両雄並び立った『オセロー』 3 古典劇の現代化ーー『リア王』 4 暗闇の中の彷徨ーー『マクベス』 ◆第6章 問題劇 1 悲劇に飽き足りないシェイクスピアーー『トロイラスとクレシダ』 2 善と悪のごった煮ーー『終わりよければすべてよし』 3 正義ーー『尺には尺を』 ◆第7章 ローマ史劇 1 非沙翁的シェイクスピア映画ーー『塀の中のジュリアス・シーザー』 2 シェイクスピアの視点操作ーー『アントニーとクレオパトラ』 3 指導者の孤独、シェイクスピアの逡巡ーー『コリオレーナス』 4 不完全な英雄たち ◆第8章 ロマンス劇 1 シェイクスピア転機の実験劇ーー『ペリクリーズ』 2 BBC版『シンベリン』再見 3 大劇場のシェイクスピアーー『冬物語』 ◆第9章 ミサレイニー 1 スワン劇場のこと 2 ロイヤル・シェイクスピア劇場のこと 3 エリザベス朝の演劇ーースワン劇場の芝居 4 テキスト研究をめざしたころーー細江逸記と山田昭廣 5 シェイクスピアはルネサンスを知らなかった 6 シェイクスピアは人生を達観したかーー『ビンゴ』 ◆第10章 エピローグ 1 身を退く時ーー『テンペスト』

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