
密偵
秋山香乃
2010年6月30日
幻冬舎
1,760円(税込)
小説・エッセイ
時は明治19年春。政府の密偵・桐生征二は、上司である警部・藤田五郎から、反政府組織である民権派を内偵していた仲間が殺されたことを知らされる。しかも、仲間の遺したダイイングメッセージには、孝明天皇がさる高貴な人物によって毒殺されたという証拠が、思想犯や重罪人を収容する北海道の監獄に存在すると記されていた。桐生は藤田の命を受け、囚人として監獄に潜り込むが、そこにはすでに、民権派の連中が先回りをしていた…。天皇暗殺を裏づける証拠とはいったい何か。民権派VS政府。その熾烈な争奪戦は予想だにしない結末を迎えるー。
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(無題)
孝明天皇の死の真実をめぐる密偵たちの戦い。ちょっとミステリー仕立てでなかなか良く出来た話。といっても、ミステリーではないので、初めから裏切り者の某Xは分かっているのだけれど。主人公は藤田五郎の指揮のもとで間諜をしている桐生だが、藤田もかなり活躍。中年の斎藤もこれがカッコいいのです。 油小路の変を新選組内部の内ゲバでなく、倒幕派と佐幕派の闘争にまで敷衍してしまうという発想がなかなか秀逸。そして藤田と本気でやりあってしまう元隊士の誰かさん……。これも剣客の性でしょうか……。樺戸集治監の様子が詳しく描かれることを考えると、著者はわざわざ月形町まで行って取材したのだろうなと思う。努力に感服する。
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(無題)
孝明天皇の死の真実をめぐる密偵たちの戦い。ちょっとミステリー仕立てでなかなか良く出来た話。といっても、ミステリーではないので、初めから裏切り者の某Xは分かっているのだけれど。主人公は藤田五郎の指揮のもとで間諜をしている桐生だが、藤田もかなり活躍。中年の斎藤もこれがカッコいいのです。 油小路の変を新選組内部の内ゲバでなく、倒幕派と佐幕派の闘争にまで敷衍してしまうという発想がなかなか秀逸。そして藤田と本気でやりあってしまう元隊士の誰かさん……。これも剣客の性でしょうか……。樺戸集治監の様子が詳しく描かれることを考えると、著者はわざわざ月形町まで行って取材したのだろうなと思う。努力に感服する。
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(無題)
孝明天皇の死の真実をめぐる密偵たちの戦い。ちょっとミステリー仕立てでなかなか良く出来た話。といっても、ミステリーではないので、初めから裏切り者の某Xは分かっているのだけれど。主人公は藤田五郎の指揮のもとで間諜をしている桐生だが、藤田もかなり活躍。中年の斎藤もこれがカッコいいのです。 油小路の変を新選組内部の内ゲバでなく、倒幕派と佐幕派の闘争にまで敷衍してしまうという発想がなかなか秀逸。そして藤田と本気でやりあってしまう元隊士の誰かさん……。これも剣客の性でしょうか……。樺戸集治監の様子が詳しく描かれることを考えると、著者はわざわざ月形町まで行って取材したのだろうなと思う。努力に感服する。
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