七十歳死亡法案、可決
垣谷美雨
2012年1月31日
幻冬舎
1,650円(税込)
小説・エッセイ
2020年、高齢者が国民の3割を超え、社会保障費は過去最高を更新。破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法」を強行採決する。2年後に施行を控え、宝田東洋子(55)は「やっと自由になれる」と喜びを感じながらも、自らの人生の残り時間に焦燥感を隠せずにいた。我侭放題の義母(84)の介護に追われた15年間、懸命に家族に尽くしてきた。なのに妻任せの能天気な夫(58)、働かない引きこもりの息子(29)、実家に寄りつかない娘(30)とみな勝手ばかり。「家族なんてろくなもんじゃない」、東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。すぐそこに迫る現実を生々しく描く。注目作家、渾身の書き下ろし小説。
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azukikaferate
始終心に引っかかる法案
現実世界にも気になる法案はたっぷりあるけど。法案をキッカケに国民が喧々諤々してる様は、今の社会にもあるけど本のようには行かないよなぁと思ってしまう。リアルを描いているようで、ファンタジーかも。
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