作家刑事毒島
中山七里
2016年8月31日
幻冬舎
1,760円(税込)
小説・エッセイ
殺人事件解決のアドバイスを仰ごうと神保町の書斎を訪れた刑事・明日香を迎えたのは、流行作家の毒島。捜査過程で浮かび上がってきたのは、巨匠病にかかった新人作家、手段を選ばずヒット作を連発する編集者、ストーカーまがいの熱狂的な読者。ついには毒島本人が容疑者に!?出版業界激震必至の本格ミステリー!
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toruo
(無題)
このミステリ作家のことは前から気になっておりいつか読んでみなければと思っていたところに出版界を舞台にした本作が出たので本好きとして早速手にとってみた。 警視庁を一旦退職し、作家の傍ら技能指導員として刑事を続ける毒島。刑事としては抜群の検挙率を誇るものの性格が悪く警察内でも嫌われているこの男が出版界を舞台に起こった事件を次々に解決していく短編集。 本好きとして一度は興味を持った出版業界だがこんな感じなんだな…趣味は趣味としてとっておいて良かったな、と思った(笑) もちろんかなりデフォルメされてるんだろうけど、非常に面白かった。この作家の他の作品も読んでみようと思う。
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