
破天荒フェニックス
オンデーズ再生物語
NewsPicks Book
田中修治
2018年9月30日
幻冬舎
1,760円(税込)
小説・エッセイ
2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治(30歳)は、ひとつの賭けに打って出る。それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン店「オンデーズ」の買収ー。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃えていたが、社長就任からわずか3か月目にして銀行から「死刑宣告」を突き付けられる。しかしこれは、この先降りかかる試練の序章に過ぎなかった…。
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面白い!
starstarstarstar 4.7 2021年04月03日
star
何回も資金ショートしかけてなんとか首の皮一枚繋がった状態でオンデーズを再生させたのはすごいと思った。これもどんな不利な状況に陥っても諦めなかった田中社長やオンデーズの経営陣、社員があっての結果だと思う。
読んでいてすごく興奮したし、一気に読了してしまった。
常に危険と隣り合わせという感じだったが乗り越えた後の達成感、オンデーズのビジネスモデルが通用した時の達成感は物凄いし、何より自分の自信に繋がる。一生の財産になるような経験だなと感じた。
私もスリルと隣り合わせでも達成して誰もみたことがないような景色を見る。そんな仕事をしたい。
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波乱万丈どころじゃない
starstarstarstar 4.5 2019年02月03日
star
若手のベンチャー起業家が興味半分、度胸試し半分で請け負った会社は即倒産寸前のとんでもないメガネ専門店だった。というところからストーリーは始まるが、ストーリーが始まってすぐに不渡り発生の大ピンチを迎える。ジェットコースターでもこんなすぐに落ちはしない。
会社の建て直しに向けて共に役員に就任した財務担当の苦労もあり、なんとか就任してすぐの銀行への支払いや従業員への給料は用意できたが、その時点で社の現金資産は残りなんとたったの数万円。仮にも店舗数こそ百もないものの全国にチェーン展開するメガネ専門店の経営状況ではない。。おまけに幹部陣はよそから来た若い新社長に隠す気もないような反抗的な態度を取り、融資を受けている銀行からは常に矢の催促が飛んでくるまさに絶望的な状況。その逆境に真っ向から挑み、降りかかる試練という試練をくぐり抜ける主人公に気がつくと応援してしまっている自分がいました。
もうやめてあげてと思うひまもないほどの問題が立ち塞がる様は、とてもエンターテイメントです。そして失敗を恐れながらも、倒れるなら前にと足を踏み出す社長の勇気は、経営や起業の経験もない僕のような一般人の読者にとっても強烈な刺激を与えてくれました。この本を読み終えて、次に買うメガネはオンデーズで選びたいと思えたなら、きっと何か大事なことをこの本から学べたということなんです。
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ばんなん
面白い!
ビジネス書なのか小説なのか分かりませんが、事業が軌道に乗るまでの壮絶な過去が伝わってきました。
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