文豪はみんな、うつ

幻冬舎新書

岩波明

2010年7月31日

幻冬舎

880円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

明治から昭和初期、文学史上に残る傑作を数多残した10人の文豪ー漱石、有島、芥川、島清、賢治、中也、藤村、太宰、谷崎、川端。彼らのうち、7人が重症の精神疾患に罹患し、2人が「精神病院」に入院、4人が自殺している。才能への不安、女性問題、近親者の死、肉親の精神疾患などに苦しみ続け、苦悩そのものを作品にした。漱石はうつ病による幻覚を幾多のシーンで描写し、藤村は自分の父をモデルに座敷牢に幽閉された主人公を描いた。「芥川は分裂症」などの定説を覆す、精神科医によるスキャンダラスな作家論。

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